


帯状疱疹ワクチンの定期接種は令和7年4月1日から接種することができます。
帯状疱疹とは水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる感染症です。
このウイルスは水ぼうそうの原因でもあり、水ぼうそうにかかった後に体内に潜伏し
免疫力が低下したときに再活性化することで帯状疱疹として発症します。
予防方法は、帯状疱疹ワクチン接種が最も効果的とされています。
また、帯状疱疹のウイルスは免疫のない方に水痘(水ぼうそう)として移る可能性があり、
特に水ぶくれのなかには多量のウイルスが含まれていて、かさぶたになるまでは感染力があります。
免疫のない妊婦さんに感染してしまうと、初期・中期では先天性水痘症候群を発症する可能性があります。
更に、分娩前5日~分娩後2日に感染すると30%~40%の新生児が、生後5日~10日に水痘を発症し
重症化することもあり、死亡率は約30%にものぼると言われています。
ご心配な方は定期的に帯状疱疹ワクチン接種をおすすめいたします。
接種の希望がある方は、お気軽にご相談ください。