アレルギー科
ネット広告で見かける「あてるだけで中等度〜高度難聴の聞こえが改善する」というデバイスについて、耳鼻咽喉科医の視点から少し冷静に考えてみたいと思います
結論から言うと、「会話の時にだけサッとあてる」という使い方は、本来の補聴器や聴覚リハビリの概念とはかけ離れたものと言わざるを得ません
1. なぜ「経外耳道(通常の補聴器)」が圧倒的に有利なのか
音を内耳へ伝えるルートとして、骨導よりも「外耳道の共鳴」や「鼓膜・耳小骨」をしっかり使うルートの方が、物理的・生理学的に圧倒的に有利です
空気中を伝わる音を液体の満ちた内耳へ効率よく届けるため、中耳には驚異的なアンプ機能が備わっています。それが、「鼓膜とアブミ骨底の面積比(約17倍)」と「耳小骨のテコ作用(約1.2倍)」です
この2つが組み合わさることで、全体として約20〜25倍以上もの圧力・エネルギーの増幅が生まれ、空気と液体の抵抗(エネルギーロス)をクリアしています
人間の体は、この経外耳道ルートを最大限に活かすよう精巧にデザインされています
だからこそ、医療現場でも日常の装いでもこれが主流なのです
(※外耳道閉鎖症などの疾患の場合は、軟骨伝導補聴器等が非常に有効な選択肢となります)
2. 中等度〜高度難聴の本質は「言葉の聞き取りにくさ」
難聴の程度が中等度から高度に進むにつれて、単に音が小さくて聞こえないだけでなく、語音明瞭度が低下します
つまり、音は聞こえても「言葉としての聞き取り」が悪くなるのです
この状態では、一時的に音を大きくしても、聞き取りの有効性は大きく下がってしまいます
3. 本当の聴覚リハビリに必要なのは「長時間の装用」
補聴器や軟骨伝導補聴器の最大の価値は、「長時間装用が可能であること」です
日常の背景雑音を常に聞き続けること
脳がその環境音に慣れ、会話の時に雑音と声を分離できるようになること
こうしたプロセス(聴覚のリハビリ)を日々コツコツ行うことで、はじめて実用的な聞き取りが育っていきます
「必要なときだけ、その場であてるだけ」という手軽さの裏で、本当に必要な「耳と脳のプロセス」が抜け落ちてしまっていないか
大切な聞こえを預けるからこそ、見極める目が求められます
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「会社には来ているけれど、頭が回らない……」その原因、実はこの4つの疾患かもしれません💦
厚生労働省の関連研究や生産性損失調査でも見過ごされがちですが、日本全体の経済・労働生産性に最も大きなダメージを与えている「プレゼンティーイズム主要四天王」をご紹介します👇
👑 プレゼンティーイズム主要四天王
1. アレルギー性鼻炎(花粉症含む)【耳鼻咽喉科】
なぜ多い?: 日本人の約4割が有病者。圧倒的な母数。
実態: ブレインフォグや睡眠の質低下を引き起こし、総額の経済損失ではトップクラス。
2. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)【睡眠障害内科】
なぜ多い?: 中高年を中心に、自覚のない潜在患者が膨大。
実態: 本人が気づかぬうちに脳が休まらず、日中のパフォーマンスが文字通り「半減」。
3. 不眠症(慢性不眠・睡眠不足)【睡眠障害内科】
なぜ多い?: 現代のビジネスパーソンに蔓延する現代病。
実態: 日中のエネルギーが枯渇。すべてのプレゼンティーズムを悪化させる「増幅装置」に。
4. 気管支喘息・長引く咳(咳喘息)【呼吸器内科】
なぜ多い?: 寒暖差やストレスを背景に患者数が増加中。
実態: 絶え間ない消耗に加え、「周りに迷惑をかけているのでは」という心理的プレッシャーで集中力が崩壊。
💡 全体に共通する怖いポイント
この4つに共通するのは、「デスクに座って働いているように見えるため、周囲からサボりと誤解されやすい」ということ。
本人は我慢していても、脳の認知機能やスタミナは慢性的に削られています。企業全体の生産性を上げるには、気力で乗り切るのではなく、適切な医療アプローチが不可欠です。
皆さんは、この中で心当たりがあるものはありますか?
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アズマ耳鼻咽喉科アレルギー科
不眠症治療用アプリ「Medcle(メドクル)」では、安全で効果的な治療を進めるために「KSS(カロリンスカ眠気尺度)」という指標を活用しています
KSSは、「いま現在の眠気」を1〜9段階で即座に測定する世界共通の評価法です
KSS(カロリンスカ眠気尺度)の全段階
1: 非常にはっきり目覚めている(Extremely alert)
2: かなり目覚めている(Very alert)
3: 目覚めている(Alert)
4: やや目覚めている(Rather alert)
5: どちらでもない(Neither alert nor sleepy)
6: やや眠気がある(Some signs of sleepiness)
7: 眠いが、起きていられる(Sleepy, but no effort to keep awake)
8: 眠気があり、起きているのに努力を要する(Sleepy, some effort to keep awake)
9: 非常に眠い、眠気と戦っている、居眠りしそう(Extremely sleepy, fighting sleep)
メドクルでKSSを測る理由
① 睡眠時間制限療法の安全管理
メドクルの中心となるCBT-I(認知行動療法)では、あえてベッドにいる時間を短縮して睡眠効率を高める治療を行います
その際、過度な睡眠不足による日中の危険な眠気を防ぐために毎日モニタリングしています
② 治療経過の可視化
治療のステップが進むにつれて、日中の覚醒度や集中力がどう回復しているかを客観的に追跡します
アプリで併用される3つの評価指標
KSS(カロリンスカ眠気尺度)【毎日】
→ 日中の眠気レベルの監視・安全管理
AIS(アテネ不眠尺度)【週1回】
→ 不眠症状そのものの重症度・改善度の評価
睡眠表(睡眠日誌)【毎朝】
→ 就床時刻、入眠潜時、中途覚醒時間、睡眠効率の算出
客観的なデータをもとに、一人ひとりに適したペースで睡眠の質を改善していきます
長引く不眠でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください
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9月は防災月間🎒
お水、非常食、ライト、モバイルバッテリー…
防災バッグの準備はできていますか?
アレルギーのあるお子さんは、
もうひとつ確認してほしいことがあります
それは、
「いつもの治療を、もしもの時も続けられる準備」です
食物アレルギーなら、食べられないものやアレルギー対応食
エピペン®を使用している場合は、その携帯も確認を
ぜんそくやアトピー性皮膚炎では、
いつもの薬や治療用品に加えて、
避難先のほこり・煙などの環境にも注意が必要です
「避難できたら大丈夫」ではなく、
避難したあとも安心して過ごすための備えを
この機会に、ご家族で
「わが家のアレルギー防災」を見直してみませんか?😊
保存して、防災バッグをチェックするときにご活用ください📌
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💉インフルエンザワクチン接種のお知らせ💉
当院では 2026年10月2日(金) ~ 12月28日(月) の期間、インフルエンザ予防接種を行います。
👵65歳以上 … 1回 1,500円
🧑13~64歳 … 1回 3,500円
👧13歳未満 … 1回 3,500円(2回接種)
※高知市内在住の1歳~中学3年生は、接種1回につき1,000円の助成あり(2,500円に)
ご予約はWEBもしくはお電話でどうぞ
今年も流行が早まっています
体調を崩しやすい季節を前に、早めの接種で安心を、、、
ご家族みなさまでの接種をおすすめします
#インフルエンザ予防接種#感染症予防 #家族の健康 #ワクチン接種 #アズマ耳鼻咽喉科 アレルギー科 高知市
「牛乳を飲むと、お腹が痛い…」
「ミルクを飲むと吐いてしまう…」
そんなとき、
「牛乳アレルギーかな?」と思う方も多いかもしれません
でも実は、牛乳やミルクで症状が出る原因はひとつではありません
🍼 牛乳アレルギー
🥛 乳糖不耐症
🍼 乳児期にみられる消化管アレルギー
など、症状や年齢によって考えられる原因は異なります。
たとえば、
「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」という場合は、乳糖不耐症が関係していることがあります
一方で、赤ちゃんがミルクを飲んだあとに、繰り返し吐いたり、下痢や血便などがみられたりする場合は、牛乳タンパク質に対するアレルギーなどが関係していることもあります
大切なのは、
「牛乳が合わない=アレルギー」と決めつけないこと
気になる症状がある場合は、
「いつ・何を・どのくらい飲食したあとに、どんな症状が出たか」をメモしておくと、診察の際にも役立ちます
「これってアレルギー?」
「ミルクを変えたほうがいい?」
そんな疑問があれば、自己判断せずにご相談ください🌿
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めまいには、耳のバランス機能が関係するものだけでなく、脳や神経、血圧などさまざまな原因があります
たとえば、
👂 頭を動かすとぐるぐるする
👂 耳鳴りや耳の詰まり、聞こえにくさを伴う
👂 めまいを繰り返している
このような場合は、耳の病気が原因となっている可能性があります
一方で、
⚠️ ろれつが回らない
⚠️ 手足に力が入りにくい・しびれる
⚠️ 物が二重に見える
⚠️ 激しい頭痛を伴う
といった症状がある場合は、脳の病気が隠れている可能性もあります
このような場合は、迷わず救急受診を検討してください
「めまい=耳」「めまい=脳」と簡単に決めつけることはできません
当院では、日本めまい平衡医学会認定の「めまい相談医」が診察を行い、必要に応じて平衡機能などの検査も行っています
「どこを受診したらいいかわからない」
「このめまいは大丈夫?」
そんなときも、まずはご相談ください
保存して、いざというときの参考にしてください📌
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🐟「魚を食べたあと、顔が赤くなった…」
それ、食物アレルギーではなく
ヒスタミン食中毒かもしれません
ヒスタミン食中毒は、
魚に含まれるヒスチジンという成分から
「ヒスタミン」が作られることで起こります
特に、マグロ・カツオ・サバ・イワシなどの
赤身魚や血合いの多い魚で起こりやすいとされています
⚠️ 主な症状
・顔や首が赤くなる
・じんましん
・頭痛
・動悸
・吐き気、腹痛など
特徴は、魚を食べて比較的短時間で症状が出ること
そして大切なのは、
一度できたヒスタミンは
加熱しても分解されにくいということ
「魚だから新鮮だし大丈夫」
「アレルギーかな?」
と思ったときも、知っておきたいヒスタミン食中毒
魚は適切に冷蔵・冷凍し、
鮮度管理をしっかり行うことが予防につながります🐟
症状が強い場合や、息苦しさ・喉の違和感などがある場合は、
早めに医療機関へご相談ください
保存して、魚を食べる機会に思い出してくださいね📌
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当院では以下の診療科目を掲げ、質の高い医療を身近に受けていただける体制を整えています
駐車場
クリニックの西に15台
クリニックの前に2台の駐車場あり
駐輪場、バイク駐車場
クリニック前にあり