スタッフ日記

嚥下おでこ体操


嚥下障害とは、上手く食べられない、飲み込めない状態をいいます。
飲み込む力が弱くなると、食事が上手くとれないために体重が減ったり
飲み込んだものが気管に入る(誤嚥)、飲み込んだもので窒息するということもあります。
これらを防ぐためには、嚥下する力を落とさないようにリハビリが重要となります。

当院では嚥下外来をおこなっており、医師と専属の看護師や栄養士がチームを組み治療にあたっています。
まず、訴えより、診察や各種検査、特に嚥下内視鏡検査(VE)等の結果により、嚥下機能障害が認められ、訓練の必要があると診断された患者さまに対し、以下の内容を実践します。

①VEの結果以外の嚥下に影響する (口腔内、歯など) 問題点がないかをチェックします。
②問題なければ、指示に従って嚥下訓練指導をおこないます。

代表的な嚥下訓練は「嚥下おでこ体操」です。

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手根部をおでこにあて、手はおでこを押し、手のひらとおでこで押し合います。

手でおでこを押しながら、おへそを見るようにしてうつむきます。

喉の周りの筋肉が、ぐっと硬くなるのを意識してください。

物足りない方は両手でおでこを押してもいいでしょう。

この運動を1日3回食事前、5秒ずつ10回を毎日行います。
たった1分、毎食前に実践するだけで「ごっくんする力」が鍛えられます。

そういえば、最近ちょっと食事の際むせるなと思われる方は是非当院にご相談を。

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