アレルギー

花粉症のよりよい治療

最適な治療法はお一人おひとり違います 

花粉症の治療方法はさまざまですが、主な治療には薬物療法、手術療法(レーザー治療)、アレルゲン舌下免疫療法(シダキュア等)が挙げられます。また、薬物治療でどの薬を用いるかは、花粉症の病型(鼻閉型、くしゃみ・鼻水型)や重症度をふまえて選択します。重症度が高まるにともない、複数の治療薬や治療法を組み合わせていきます。

内服では抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬、漢方薬など、点鼻薬ではステロイド薬、目薬では抗ヒスタミン作用のある点眼薬が一般的です。

また、重症花粉症(通常の治療を行っても非常にひどい鼻閉やくしゃみ発作、鼻水でお悩み)の12歳以上の患者さまの場合、抗IgE抗体 オマリズマブ(ゾレア)の皮下注射による治療が適応になることがあります。

当院では、花粉症治療に関してすべての保険適応治療が選択できます。重症花粉症の患者さまほど、採血検査や薬物療法効果判定等、治療方針を決定するまでに時間がかかりますので、なるだけ早めの受診をおすすめいたします。

また、軽度~中等度の花粉症患者さまも、早期に治療を開始するほうが、より症状をコントロールしやすくなりますので、お早めにご相談ください。

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