院長のコラム

新型コロナ感染について

新型コロナウイルス感染は高知県では12月22日現在39日連続新規感染者はゼロを更新しており、
感染状況は落ち着いています。

しかし、欧米ではオミクロン型の新変異株が猛威を振るっています。
日本もオミクロンの対応や新型コロナワクチン3回目接種、経口治療薬の提供など予防や早期治療、検査などの対応を早急に進めていかなくてはなりません。

コロナワクチン3回目接種に関しては、当初の予定より医療従事者や重症化リスクの高い高齢者施設の入所者は2回目から6か月後に、その他の高齢者も7か月後に約3100万人が前倒しとなりました。
日本では9800万人超が2回目の接種を終えていますが、全員を前倒しに出来ないのはワクチン供給がまだ全員分確定していないからです。

3月までの手配できているワクチンの内訳もファイザー製と今回特例承認されたモデルナ製が半々の比率で人気がファイザー製に偏った場合、ワクチン不足になる可能性も十分あります。さらに、ワクチンの円滑配送や打ち手の確保など現在調整中です。
まだまだ、オミクロン以降の新たな変異型の脅威は予測しづらく、追加接種が何回目まで必要かなど不確定要素が多いのが現状です。

日本はこれから寒い冬の季節が続きます、新型コロナだけでなく、インフルエンザや風邪などに気をつけながら、日々健康的な暮らしを続けていきましょう。

関連記事