高知県では新型コロナウイルス感染第4波が、従来型より感染力が強い英国型変異株が主流となった影響や自粛疲れか、下げ止まりの状態が続き長引いています。ただ、高齢者はワクチン接種率の上昇もあり、明らかに感染者割合が減っています。
しかし、60歳未満のワクチン接種率はまだ低いので、まずは家や職場にウイルスを持ち込まないように行動を抑制するしかありません。マスクなしでの飲食やカラオケ、不特定多数との会食を県内感染ゼロが一定続くまでもう少し我慢の時です。
高知市のワクチン接種券発送に関しては、50~54歳の方は7月21日より、また夏休みを利用するため12~15歳は7月26日、16~18歳は8月上旬、45~49歳は8月下旬以降、40~44歳9月、30~39歳と19~29歳は10月となっています。
現時点のワクチン供給と接種スピードのバランスで行けば、最終的には11月までに希望者全員の接種達成が見込めると思われます。
また今後、新型コロナワクチンに関しては、国産ワクチンの開発も進み、塩野義製薬は早くて21年内に実用化、最大年6000万人分。第一三共とKMバイオロジクスも22年中に実用化予定です。
ワクチン接種が進むにつれて、行動や経済的な制限は緩むと思われます。我慢を強いられた日々も徐々に戻ることを期待しましょう。
ただし、ワクチン接種が終わっても、新型コロナウイルスに感染および発症しない訳ではありません、あくまで重症化や発症の予防効果が高いだけのことを肝に銘じ、生活をしていく必要があります。