感染症

新型コロナとインフルエンザ

新型コロナウイルス(COVID-19) 感染症は約100年ぶりの人類とウイルスの戦いです。前回は1918年のスペイン風邪(今のインフルエンザのこと)でした、そのころは抗生剤のペニシリンもなかった時代です。

今年の冬は、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行も懸念されています。今回は、その相違についてお話したいと思います。

まず、症状の違いはインフルエンザが高熱に対して、新型コロナでは、発熱に加えて味覚障害や嗅覚障害を伴うことがあります。また、潜伏期間はインフルエンザが1~2日に対して、新型コロナでは1~14日(平均5.6日)。

無症状感染はインフルエンザが約10%で、無症状感染者ではウイルス量が少ないのに対して、新型コロナでは数%~60%で無症状患者でもウイルス量が多く、感染力が強いのが特徴です。

重症度はインフルエンザが多くは軽症~中等症(致死率0.1%以下)に対して、新型コロナでは重症(致死率3~4%)になりえます。予防と治療に関して、インフルエンザはワクチンも治療薬もありますが、新型コロナに対するそれらは開発もしくは臨床治験中で、もうすこし時間がかかります。

しかしながら、今後も第2波、第3波に注意が必要です。感染対策のポイントは飛沫感染対策(マスク・ソーシャルディスタンス)と接触感染対策(手袋)および環境整備(整理整頓、清掃、消毒)です。引き続き、健康管理と感染予防に気を付けていきましょう。