感染症

新型コロナウイルス情報

新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るう中、ワクチン接種促進のため接種歴の証明や接種そのものを義務化する強制措置が世界で広がっています。 
イタリアは接種や陰性証明書保持を全労働者に義務付ける事を決定、フランスは飲食店利用時に証明証提示が必要で、米国では従業員100人以上の企業には接種義務を課す方針です。

日本では未定ですが、世界の流れに従う可能性が高いと思われます。
やはり、ワクチン接種強制の背景には新規感染の大半を未接種者が占めていることにあります。

日本では、新型コロナワクチン接種率は全人口の過半数が2回の接種を終えました。先行する国の多くは接種率が7割で頭打ちになっています。
社会全体で感染が広がりにくくなる集団免疫を獲得するには、少なくとも8~9割まで押し上げる必要があり、接種率の低い若者世代への普及が課題になります。
さらに、ワクチンの3回目接種についても実施する方針が決定しました。

高知県では、8月のお盆の時期や3連休の時期に他県との往来が非常に多くなり、感染拡大が発生しました。9月は秋の行楽シーズンで、連休もありますので、感染拡大地域との往来については注意が必要です。

引き続き、新型コロナワクチン接種や基本的な感染防止対策(外出を控える、換気、咳エチケット、手荒い、うがい、密集・密接・密閉回避)、など様々な対策を徹底して、感染収束にむけて協力し合いましょう。

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